うちの梅のつぼも膨らんできました!
田巻屋の暖簾は、四季によって変わります。
松尾芭蕉が住み、奥の細道のスタート地点になったのが深川です。
ゆかり深い、芭蕉の句を暖簾にしています。春は、山路来て 何やらゆかし すみれ草 です。
「どのくらい山道をあるいただろうか。ひと休みと思い足元を見てみるとすみれ草が咲いているではないか。そのひっそりとたたずむすみれ草の姿につい心が重なり、どことなく懐(ゆか)しさを覚えてしまうことよ。」という意味との事です。
有名な句ですよね。
ゆかりある芭蕉の句で、少しでも春の訪れを感じて頂けると幸いです。
平成28年2月4日 田巻孝子